いわば、薬草茶。
ハーブティーは、おしゃれな飲み物のイメージがありますが、古くから植物療法として使われてきた、いわば、薬草茶です。その薬理効果を得るためにも、ライフスタイルや悩みに応じて選ぶことが大切になります。
リラックス効果、デトックス、美肌効果など、その効果や効能もハーブの種類によってさまざま。でもせっかくハーブティーを飲むんだったら、そんな恩恵が受けられるかもしれないものを飲みたいですね。では、実際にどのハーブがどんな症状に効果があるのでしょう?
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もくじ
植物療法としての
ハーブティー
Herbal tea as phytotherapy
全身にはたらきかける。
ハーブを使った植物療法はメディカルハーブとよばれます。多くのハーブには、ビタミン、ミネラル、鉄分などさまざまな栄養素が含まれ、体の不調や肌のトラブル改善に役立ちます。近代医学のお薬が単一成分なのに対して、メディカルハーブには複数の成分が含まれています。これは、一点集中ではなく、体全体に穏やかにはたらきかけることにつながります。メディカルハーブは、心と体のバランスを調整することを得意とします。
注目すべきは、香り。
実は、ハーブティーがストレスに効くといわれるのは、ハーブの芳香成分によって自律神経のバランスを整えて、交感神経優位の緊張状態から副交感神経優位のリラックスした状態へと切り替えるはたらきがあるためです。香りは嗅覚を刺激し、さらに嗅覚から脳に直接作用します。脳では自律神経にはたらきかけることで副交感神経が優位になり、わたしたちの心を鎮めリラックスすることができるのです。
免疫力を高める。
健康管理や病気の予防、治療を行うときに、人が生まれながらにもっている自然治癒力を利用するという考え方があります。人間や動物は、病気やケガをしても、常に元の正常な状態に戻すはたらきを備えているのです。免疫とは、体内に入った異物から体を守ろうとするための防御の仕組みのことですが、免疫力というのは自然治癒力のひとつでもあって、ハーブの多くは、この免疫力を高めるはたらきがあるといわれています。
効果・効能別
おすすめハーブティー
Herbal tea by efficacy
※Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのいずれかで取り扱いのある商品を紹介しています。
1日に3杯を目安に。
安眠におすすめのハーブティーをのぞいて、体質改善が目的のハーブティーは、1日に3杯程度をこまめに飲むのがおすすめです。個人差はありますが、飲み続けることで体調にも変化が感じられます。免疫力を上げたり、体内の細胞やお肌の老化原因となる活性酸素を無害化する作用も期待できるんです。
気分で選んで!
でも、お薬ではないので、目覚めは爽やかなミントティーでリフレッシュ、ランチは香ばしいルイボスティーをお食事と、おやすみ前はカモミールティーでリラックス、など時間帯や気分で飲み分けるのも続ける秘訣かもです。何よらず日々飲むこと。まめに野菜を摂るといいように、常にハーブティーを体に巡らせましょう。要らないものを出すことで、ほしい成分が入りやすくなります。
Trouble01
ぐっすり眠りたい
疲れているのになかなか寝付けない時など、おやすみ前の一杯におすすめのハーブティーを紹介します。カモミールやラベンダーの香りは、特にリラックス効果が期待できます。嗅覚を刺激することで、脳が自律神経のバランスを整えて、心と体をリラックスした状態に切り替えてくれます。レモンバームやリンデンも高まった神経を抑えて安眠をサポートしてくれます。
入眠後3時間が経過するまでに最も深い眠りに達することができると、脳や体を十分に休めることができるとされています。そのためには、寝る前にできる限り副交感神経を高めましょう。入眠効果も高まり、最初の睡眠サイクルで深い眠りをとることで、その後の睡眠サイクルでもそれに応じて深くなりやすく、一晩の睡眠の質が良くなります。
神経の高ぶりを抑えてくれるハーブ
- ジャーマンカモミール
- ラベンダー
- レモンバーム
- リンデン
- パッションフラワー
おやすみ前の一杯におすすめのハーブティー
おやすみ前の一杯におすすめのハーブティー
価格リスト・風味について
Trouble02
リラックスしたい
どのハーブティーにもリラックス効果は期待できますが、なかでもカモミールやレモングラスなどはお湯を注ぐと香りが立ち、心身を落ち着かせてくれます。心配事が多くてモヤモヤを抱えていたり、仕事やお付き合いで気が張っていて高まりが抑えられないなど、自律神経のバランスの乱れにハーブがはたらきかけます。
人間関係や仕事のトラブルだけでなく、環境や季節の変化でも感じるストレス。自分でも気づかないうちに疲弊して、ストレスから胃腸の不調を引き起こすことがあります。それは、胃などの消化器官のはたらきは自律神経が深く関わっているからです。紹介するハーブは、気持ちを穏やかにするとともに、腹痛を和らげたり、消化を促すはたらきがあります。
ストレスや消化器系の不調にはたらくハーブ
- ジャーマン・カモミール
- レモンバーム
- レモングラス
- ペパーミント
- オレンジピール
リラックスにおすすめのハーブティー
リラックスにおすすめのハーブティー
価格リスト・風味について
Trouble03
お肌にいい
ビタミンCが豊富なローズヒップや、代謝を高めてむくみや疲れを軽くするハイビスカス、抗酸化のはたらきでアンチエイジングに役立つルイボスなどは、美容が気になる方が積極的に取りたいハーブです。特にハイビスカスとローズヒップは混ぜると相乗効果が得られて、キレイになるのに最適なハーブです。
ただ、肌荒れといっても、ホルモンバランスの乱れや、ストレスによるもの、冷えによる血流低下、腸内環境の荒れによって起きる肌荒れなど、さまざまな原因が考えられます。その根本体質を改善するハーブティーは、肌の変化に気づきやすいです。どれも当てはまるし!の時は、体を内からきれいにするデトックスティーからはじめるのも美肌への近道かもです。
美容が気になる方が積極的に取りたいハーブ
- ローズヒップ
- ハイビスカス
- ルイボス
- ハトムギ
- ヒース
お肌トラブルにおすすめのハーブティー
お肌トラブルにおすすめのハーブティー
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Trouble04
ダイエットにいい
とはいえ、ハーブティーでごっそり体重が落ちるわけではないです。体重が落ちにくい体質、たとえば、代謝低下、冷え性、むくみ、便秘など、老廃物が滞っていたり、巡りが悪いことによって起きるお悩みを改善するのにハーブティーは役立ちます。痩せやすい体づくりに、ハーブのデトックス効果で、新陳代謝を活発にして体の中をきれいにしましょう。
疲れた肝臓や腸内環境を整え便秘にも役立つダンディライオンルート、血液のデトックスにネトル、水溶性食物繊維を含みデトックス効果が抜群のバードックは代表的です。いずれも利尿作用に優れ、余分な水分を出して整えてくれます。ギムネマやマルベリーは糖質の吸収を抑えてくれるダイエットの強い味方。いつものお茶にブレンドするのもおすすめです。
デトックス効果抜群のハーブ
- ダンディライオンルート(たんぽぽの根)
- バードック(ごぼう)
- ネトル
- ギムネマ
- マルベリー(桑の葉)
ダイエットにおすすめのハーブティー
ダイエットにおすすめのハーブティー
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Trouble05
生理がつらい
妊婦さんや産後ママから注目を集めるラズベリーリーフ(妊娠周期によっては注意が必要なハーブです)は、栄養価が高く、子宮周りの筋肉に働きかける作用があるとされ、生理のお悩みにもおすすめです。女性ホルモンのバランスを整え、生理不順や生理痛、気持ちの揺らぎを和らげてくれるローズやレッドクローバーも頼りになります。
また、妊娠しやすい体づくりにもハーブティーは役に立つかもしれません。ホルモンバランスを整える、体を温める、栄養を摂る、これはハーブティーに期待できる効果です。アーユルヴェーダを代表するハーブの一つシャタバリは、婦人科系の不調でお悩みの方は要チェックです。生殖器ホルモンに対する強壮と若返り効果があるとされます。
女性バランスを整えるハーブ
- ラズベリーリーフ
- シャタバリ
- レッドクローバー
- ローズ
- 黒豆
生理のつらい症状をサポートするハーブティー
生理のつらい症状をサポートするハーブティー
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Trouble06
こんな体調にも
夏バテによる体の疲れ、冷えや風邪が気になる冬、心身に疲労を溜めやすい春。日本は四季の移り変わりがあり、気候が不安定になる季節の変わり目は、ストレスを受けやすく、免疫力が低下したり、だるさやイライラ、肌トラブル、頭痛や疲れ目で悩む方も多いですよね。このような季節の不調、病院にいくほどではないけど、なんとなくの不調はハーブティーでケアできます。
効果や効能がさまざまなハーブは、緩やかですが、さまざまなお悩みに対応できます。できるだけ薬に頼らず乗り切りたいと思ったら、ハーブティーを試してみませんか?こんなはたらきがあるんだーとちょっと知っていると、飲む楽しみにもなりますね。
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頭痛、肩こり、目の疲れにおすすめのハーブティー
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疲労回復におすすめのハーブティー
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免疫力アップにおすすめのハーブティー(&マヌカハニー)
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花粉症対策におすすめのハーブティー
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集中力、記憶力アップにおすすめのハーブティー
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