ラベンダー

ラベンダーは、思い出深く大好きな香りです。アロマテラピーではポピュラーな香りですが、好ききらいもあるので、ラベンダーが苦手な方は、柑橘系などほかの香りと組み合わせるといいかもしれませんね。

ラベンダーには、心を落ち着かせる鎮静作用をもつ成分、酢酸リナリルやリナロールを多く含みます。ラベンダーの香りを嗅ぐと副交感神経が活発にはたらくので、自律神経を整えたり、免疫力を高める効果も期待できます。また、気分を安定させるセロトニンや、睡眠ホルモンと呼ばれているメラトニンの分泌を促すといわれていて、不眠の改善、良質な睡眠にも役立ちます。

また、精神的な不調だけではなく、痛みを和らげたり、皮膚トラブルを改善する効果も期待できるといわれています。うちでは子供のしもやけや虫さされの痒みに使ってみました。ただ、お肌に使う場合は特に、精油のグレードなどには注意が必要です。

アロマテラピー

ラベンダー+ゼラニウム+ライムのやさしい香りで、張り詰めた気持ちが落ち着きます

ピンクや紫の花と精油

ラベンダー3:ゼラニウム1:ライム2がお気に入りのブレンド比率です。フローラル系のラベンダーとゼラニウムに、爽やかなライムをプラスした香りは、ふっと力が抜けるような穏やかな香りです。アロマペンダントに垂らして持ち歩くのですが、満員電車や人混みに疲れたときに嗅ぐと少しスッキリします。家族がいたりで部屋での芳香浴がむずかしい場合、アロマペンダントやアロマバスはおすすめです。

子どものしもやけ対策に。ラベンダーのマッサージオイルで血行促進

光あふれるテーブルにあるラベンダーの花と精油

ラベンダー、ヘリクリサム、フランキンセンスのブレンドで作ります。キャリアオイル(植物油)は、マカデミアナッツオイルです。作り方の詳細は、2020-11-23の記事で紹介しています。

《材料》
・ラベンダー(精油)・・・3滴
・ヘリクリサム(精油)・・・1滴
・フランキンセンス(精油)・・・1滴
・マカデミアナッツオイル・・・25ml

ラベンダーのブレンドレシピ

ストレスをやわらげたいときに。ジャーマンカモミールとラベンダーのハーブティー

ラベンダーのカモミールティー

『カミツレと桑の葉茶』をベースにラベンダーをトッピングします。ラベンダーは香りが強いので、やさしい風味のカモミールティーには、カップ1杯に対して小さじ1/3程度、かなり少量のほうがバランスはいいと思います。

甘いものが好きな方へのおすすめですが、リコリスを小さじ1/2程度プラスするとおいしいです。ノンカロリーのデザートティーとして楽しめます。

《1杯分の材料》
・ジャーマンカモミール・・・軽く大さじ 1
・マルベリー・・・大さじ 1/2
・ラベンダー・・・小さじ 1/3
・リコリス・・・小さじ 1/2(お好みで)
・お湯・・・200cc

心もからだも疲れたら。ビタミンCたっぷりローズヒップとラベンダーのハーブティー

ラベンダーのローズヒップティー

『ローズヒップティー』をベースにラベンダーをトッピングします。香りの強いラベンダーですが、風味のしっかりしたハイビスカスやルイボスがベースなので、カップ1杯に対して小さじ1/2ほどでブレンドします。

甘いお茶が好きな方は、ステビアリーフを小さじ1/2程度プラスするのもおすすめです。甘い紅茶のような風味になります。

《1杯分の材料》
・ロースヒップ・・・大さじ 1/3
・ハイビスカス・・・大さじ 1/4
・ルイボス・・・大さじ 1/2
・ラベンダー・・・小さじ 1/2
・ステビアリーフ・・・小さじ 1/2(お好みで)
・お湯・・・200cc